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バージョンアップされた4Dの可能性とは?
更新日:11月6日
各企業で自社専用アプリケーションを運用する場合
Microsoft Access、FileMaker、4Dは 他のデータベースと比べ、比較的短期間で開発ができ、 その後の変更も容易なことから、世界中の多くの企業に受け入れられ 様々な分野や用途において使用されています。
その中の4Dに今回、大きな改良(バージョンアップ)が ありましたので、ご紹介したいと思います。
従来、これらのデータベースの場合 プログラムがバイナリー形式となっており、 データの破損が生じると、復旧が難しいという課題がありました。
これらの課題の解消のため、 今回4Dが大きなバージョンアップを行いました。
それは開発したプログラム本体をバイナリー形式ではなく、 フォームやメソッド等、ほとんどのパーツを 「オブジェクト形式」のテキストに分散して配置する形式にしました。
そうすることにより、プログラムやデータが壊れにくくなったのです。
蓄積されたデータ量が増え、 社内におけるシステムへの依存度や影響度が上がると プログラムやデータの破損の心配が増えてきます。
さらに、この各テキストファイルをGitHubに展開することも可能となり、 大規模開発にも十分応えられるようになりました。
今回の4Dでのバージョンアップにより、 一層、大規模システム開発への可能性が開けてくることが期待できるでしょう。
Microsoft Access、FileMakerでの開発を検討されている企業様で システムの堅牢性や安定性において、懸念を感じているのであれば 今回バージョンアップされた4Dは、一度ご検討頂く価値があると思います。