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今、注目のメタバース【Metaverse】とは?

更新日:11月6日

「Meta(超越)」と「Universe(宇宙、世界)」から形成される「Metaverse(メタバース)」は、その英語の意味通り、現在とは違う次元の異世界を指します。メタバースとは、簡単に言うと「仮想世界」のことを意味します。

例えば「あつまれ どうぶつの森」や「フォートナイト」もメタバースと言えるでしょう。つまり、メタバースとは、現実世界にいながらも、仮想空間で「あなた」が行動できる空間のことです。

■メタバースとブロックチェーン

以前、「WEB3.0」の記事にも出てきました「ブロックチェーン」技術ですが、実はメタバースとブロックチェーンとは深い関係性があります。ブロックチェーンとは、各ネット上の取引等を相互に監視しあうことで、データの改ざんや不正行為をしづらくする仕組みのことです。こうしたデータの改ざんを防ぐブロックチェーンを活用することで、オリジナルのコピーされないデータである「NFT:Non-Fungible Token(ノン-ファンジャブル トークン)」を作ることができます。

■NFTとは

「NFT」とは、作者や所有者の情報をデジタルデータに付与できる技術のことです。例えば、本来であればデータはコピーできるもので、どれがオリジナルのデータなのかを証明することは難しいですが、NFT技術を用いてデジタルデータにオリジナルの情報を付加すれば、デジタルデータをコピーや変更できない資産として扱うことができます。(ただし、偽物は出回るかもしれません・・)メタバースの世界の中の土地や建物、アバター等も同様に、NFTの技術を用いることで資産化することが可能です。このような技術のおかげで、NFTを絡めたビジネスが世界中で活発化しています。

それでは、実際に私たちの周りでメタバースはどのように利用されているのでしょうか。以下に、メタバースの利用例やメリット、デメリットや注意点等を列挙してみます。

【利用例】 ・オンライン会議 ・ゲームでの利用 ・バーチャルライブ ・教育・シミュレーション

【メタバースのメリット】 ・オンラインでの接触 ・メタバースによる新しいビジネスの実現 ・メタバースへの投資

【メタバースのデメリット・注意点】 ・VRの準備が面倒 ・メタバース空間への依存 ・ウォレットの脆弱性 ・メタバースは法律が未整備 ・ハッキング

■最後に

今回ははメタバースについて、ざっくりとなるべく分かりやすく解説しました。今後メタバースの市場は成長をする見込みですが、実際のところは予測がつきません。現状は各企業がメタバースに力を入れ始めた段階にあり、今後マーケットが盛り上がる可能性は非常に高いでしょう。メタバースは単なる趣味や娯楽等ではなく、ビジネスとしても利活用できるため、様々な企業やビジネスパーソンはメタバースの動きに注目してみてはいかがでしょうか。思わぬビジネスチャンスが転がっているかもしれませんね。

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